ラムスかわら版

小論文について

こんにちは、塾長の渡辺です。
この時期になると推薦の受験を控えている生徒のみなさんも多く、小論文についての質問が増えます。特に私大の医学部の小論文についてよくある質問をもとにお答えしたいと思います。

以下はあくまで推測の話ですし、大学によって異なるところもありますが参考にしてください。


Q1:なぜ小論文を試験で課すのか?
A1:大学が必要とする人材とふさわしくない人材を見極めるため

 医師に求められるものは様々ですが、考えられるものをあげておきます。

・人間性
・物事を筋道立てて考えることができるか
・物事をやりきる力
・世間的な常識
・コミュニケーション能力
  など


正直、医師に関係なく社会人として必要なものです。そしてたかだか400字から600字程度の小論文だけで、上記の能力を正確に把握できるのか??というと疑問です。ただ、明らかにその能力が欠如している人を見つけることはできます。
たとえば600字の指定があるにもかかわらず、どうしても400字しか書けない、字数が足りないといった場合は、"ギリギリまで書くんだ""どうしてもその大学に入りたい"という執念・熱意の面で足りないと感じてしまいます。
あとは、上記に書いた一般的な常識から外れている人というのもある程度は判断できます。一般の人に受け入れにくい極端な論を出して、600字の中で読む人=採点官を納得させられるなら別ですが、それは難しいと思います。

そのような観点で考えると、小論文で優秀な学生を判断するというよりは、明らかに不適格な生徒を落とすためにある可能性が高いです(実際、ABCD評価でDさえ付かなければOKという大学もあるようです)。ですから、必要以上に小論文で点数を稼ごうとか考える必要はありません。あくまで学科重視!!

※もちろん誰の目からみてもすばらしい文章を書く人はいます。そういう人は小論文でも高評価(得点)を叩きだすことは可能かもしれません。ただそういう生徒は稀で練習の成果というよりは、もともとそういう能力が高い、もしくは昔から文章をたくさん書いてきたという部分が大きいです。ラムスで小論文を同じテーマで複数の生徒に書いてもらうと、みんな同じような評価になることが多いです。

実際、生徒に愛知医科大学の過去問の小論文を書いてもらったところ、不思議なことに大体皆同じような結論でした。その年は「顔」について書きなさい。というテーマだったのですが、書かれた内容は、医師になった時に患者さんとのコミュニケーションなどの面から、「顔」は言葉とは別に感情を表すものであるので、顔の表情などは人と接する上で気にするべきである。といったものでした。

とにかく気をつけたいことは、
設問に対して正しく答えているか→この年の問題であれば「顔」について触れず、「医師とは何か」など違うテーマについて書いている。もしくは無理に医師の話にもっていっている。
自分の意見が常識的な範囲からあまりにかけ離れていないか
(範囲からもしはなれるとして、本当に論理性があるのか)

この短期間で医学の知識をつめこんで、小論文だけで受かる!と考える必要はないので、自分の意見が暴走していないかを誰かに見て判断してもらいましょう。学校の先生が見てくれるのであれば、お願いしても良いと思います。

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