ラムスかわら版

先取りすべきか否か?

塾長の渡辺です。

今日は「先取り」についてのお話をします。

まだまだコロナは収束する気配はありませんが、それでも5月ごろに比べれば、個別説明会にいらっしゃる保護者の方が増えました。そういった中で、

・他の塾に行っているが先取りはすべきなんでしょうか?
・今まで先取りをしてきたはずなんですが、学校のテストの点数がとれません・・・

という相談を複数の保護者の方から受けました。

確かに「先取り」というのは非常に魅力的なワードです。そしてこれについてはっきりブログでお話したことはないと思い、今回はこのテーマを選びました。

まず私が言いたいのは

・「先取り」=「アドバンテージ」という等式が成り立つ生徒は案外少ない

ということです。

高校の内容というのは非常に高度です。ですからいくら有名な先生の解説を聴いたり、すばらしい参考書の説明を読んだとしても理解するのには時間がかかります。そしてたとえ、それを理解できたとしても定着し自分のモノとするためには豊富な演習が必要になります。

かなり前ですが、ある高校から首都圏の医学部に進学した生徒がラムスにいました。

その生徒は高2の段階で数学Ⅲや物理化学のほとんどを終えていました。そして私が彼との指導の中で残っているのが、

・しつこいぐらいの質問

でした。先取りは映像授業か何かでしていたようですが、その分野を数学でいえばチャートでしっかりやっていたのです。そしてノートや解説を開いて、それこそ僕やチューターさんが見落としがちなことまで「ここはどうなんだ?」「なぜこのような解法をするのか?」と、まさに質問の集中砲火みたいな感じでした。

彼とのやりとりで私自身もかなり数学力が伸びたと思います。

さて、たとえば数学の先取り授業などを聴いて

①そのテキストを最低限復習1回は復習する(2,3日のうちに)
②できればそのテキストを1か月後などにもう一度復習する
③さらに不安ならば問題演習を学校の問題集などでやってみる

ということをやっている生徒がどれくらいいるでしょうか?①さえやっていない生徒が多いような気もします。

最低限②ぐらいまではやらないと先取りしたことも忘れやすくなってしまいます。

そんなの学校の勉強と両立できない・・・という声もあると思います。しかし、学校の勉強をないがしろにして、それこそ平均点前後や切ってまで先取りする必要はありません。むしろそれは中途半端でマイナスです。

まずは学校でやっていることを優先する方が、学校の授業が無駄にならず効率的です。

ラムスでも、一部の生徒は医進コースや強化クラスで先取りをしています。その場合はかなりの量をやってもらいます。

数学で例を挙げれば

①2.5時間でチャートなどを使って基本例題を先取り
②宿題としてそのチャートのやり直し、または学校の問題の該当範囲の演習
③②までの質問フォローなどをした上で、チェックテスト。
④③が甘いようなフォローテストや②③の繰り返し
です。

先取りが有利になるのは、あくまで将来の理解と定着に必要な時間を、今投資するからです。決して、先取りするから、理解のための時間が少なくて済むというわけでないことを理解してもらいたいと思います。

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