ラムスかわら版

ラムスかわら版 - TOPICSカテゴリ

わが子と正面衝突しない、垂直にあたらない

塾長の渡辺です。

今日は先日の保護者会でお話ししたことの続き、その2をお伝えします。

夏休みにもなり、お子様が自宅にいる時間も増えたと思います。

期末テストの結果もよかったり、日ごろからよく勉強していたりすれば、保護者としては言うことはありません。

しかし、実際はなかなかそうはいきません。

よくある相談例としては

受験まであと半年なのに、まったく緊張感がない


具体的には

・朝早く起きない。
・家でまったく勉強しない。
・スマホばかり家でいじっている。


そんな姿を日々見せつけられては、保護者の方からしたら、


「今の自分の状況分かっているの?分かっていたら、どうしたらいいのか分かるよね?」
「ちょっとぐらい、今日やったことの復習をしようとか思わないの?」
「私が受験生の時はもうちょっとやったよ。どうしてやらないの?」
「うちは国公立しか無理なんだから、もっとやりなさい!。浪人もさせれないよ!」


という言葉が出るのも無理はありません。

そして、これらの言葉はある意味正しいことが多いです。

ただあまりに正しいからこそ、生徒としては自分を防御するしかありません。

なぜなら、防御しないと自分が持たないからです。


具体的に彼らのとる行動しては、


・だんまりをきめこむ(持久戦に持ち込む。もしくは言い返したら何倍にもなることが分かっている...)。
・とにかく怒りをぶつけてくる(「僕だってかんばっているんだ」「塾で十分やってきたんだ!」)。
・自分の部屋に閉じこもる(ある意味「籠城」です。
・泣く(これは嘘泣きとかではないと思います。言葉に詰まってそうなってしまう人も一定数います)。


などの反応をします。

そうすると保護者の方としては、ますます理詰めで話していくと思います。論理では保護者の方に分があることが多いです。

冷静に話しているうちはいいのですが、こちら(保護者)も1人の人間です。
聖人君主ではないので、あまりに相手(生徒・わが子)が強情であったり、態度を改めようとしないと、イライラしてきます。そして感情的になり、そのような衝突が増えてきます。

そして、感情的な対立となってしまいます。

このような状態を「正面衝突する」、また「垂直にあたる」と私は呼んでいます。

イメージで言うと「→←」、「→↑」という感じでしょうか?

親子、家族だからこそ上記のような衝突もできるのだと言えますし、一定量は必要と言っては変ですが、避けられないものだと思います。


その一方で彼らにどれくらい寄りそう、または彼らの立場に立ってみようとするのはどうでしょうか?

イメージとしては

(わが子)→
(保護者)→

これが簡単なようで難しいです。

話しを聴くのはもちろんですが、一緒に解決策を考えるんです。


例えば、「朝早く起きるためにはどうするか?」ということを一緒に考えてみます。

ポイントはそれを単なる本人の気持ちの問題だけにしないことです(もちろん本人の気持ちの問題が大きいですが...)。

私だったら、すぐにネットで一緒に「早起きのコツ」と入力して調べます。

すると

・朝は太陽の光を入れるといい→遮光カーテンならそれを変えたり、カーテンあけたりまでは力を貸す。
・スマホのアラームだとついつい2度寝してしまう→昔ながらの鐘??の目覚まし時計を買う、またはネットでいっしょに探す。
・面白いスマホのアラームを探す→例えばイケメン執事のだったり、先輩風だったり...正直家族に聞かれたらちょっと恥ずかしい...ミニオンのならいいですが。

など色々出てきます。

本来なら彼らが自分で考え、行動するべきですが...案外彼らは上記のような調べて、そして実際に取りいれてみるということをしません。

取りいれてみてダメだったらまた別の手法にトライする!

そういった積極性は1人ではなかなか身に付きません。身に付くまでは周囲がフォローしてあげることも効果的です。

とはいえ、なかなかこれは大変です。

なかなか提案しても彼らは動きませんし、継続できないことも多いです。そうすると結局イライラと。

そして衝突してしまう...これはやむをえないかとも思います。

そのような時はぜひ塾の先生や学校の先生に相談してみてください。

親子よりも、先生と生徒の方がすんなりいくこともありますので。

高3向け保護者会を終えて

塾長の渡辺です。

期末テスト、夏期講習の準備、今回の保護者会など気づいたら久々のブログ更新となります。

今日は高3生の保護者の方を対象に保護者会を開催しました。

非常に多くの保護者の方がご参加くださいました。

生徒との距離だけなく、実際に指導する講師と保護者の方の距離が近いことも、いい意味で私たちへの刺激と緊張感となります。

また今後の指導の参考となるご意見やご相談も、保護者会の前後でお聞きしたり、さっそく公式LINEアカウントを通じてメッセージをいただくことができ、とても良かったと思います。


●医進・理系個別責任者の前田から

・合格に必要なもの→学力+精神の安定
・精神的に安定して過ごすために。
・夏休み以降、うまく過ごすために。
・推薦入試について

お話しさせていただきました。後ろで聴いてきた私からしても、身内を誉めるようですが、とてもよかったと思います。

ここ数年、前田先生が医進コース・個別強化クラスで毎週の指導やカリキュラム設定はもちろん、レギュラーコースの生徒とも多くの面談を重ねてきたからこそのメッセージでした。

前田先生が重要なことは、ほぼほぼ話したので、私からは

・私の高3の時の体験(精神状況)
・保護者としてどうわが子に接するのがいいのか?
・ラムスの強みと弱み

の3つについて簡単にお話ししました。この3つについてはこの夏休み中に少しずつブログでお話しできたらと思います。

辞書的学び(順番学び)と横断的学び(ランダム学び)

塾長の渡辺です。

先日まである高校の数学実力テスト対策の授業を集中的に行っていました。

数学だけを2週間やるなかで、生徒に


「辞書的学びが終わったら横断的学びを意識しよう!!」


ということを意識的に伝えていました。その意味について説明したいと思います。

まず一般的な学びの方法、これはラムスの数学の授業や個別数学強化クラスでの指導でもそうですが、

①教科書・参考書の順番に沿った学び
②①の復習や定着のための演習

ここまでは教科書・参考書どおり順番に学んでいく、つまり辞書の文字の並び(アイウエ...と順番にという意味で)のように学んでいくということで「辞書的学び」と私は言いました(これは何かで気づいたというより、数学で「辞書的配列」の問題があるのをふと思いついてそう呼ぶことにしただけです...)。

多くの生徒は基本的には、参考書どおりに解いていきます。これは学習の基本だと思いますが、順番でなんとなくこう解くかな...となってしまうことがありませんか?

これは数学だけでなく、例えば英単語のほうが顕著かもしれません(似たような意味が並んでいるとか。今僕がやっている1級の単語帳もそういう時があります。アプリでランダムに出る方が負荷がかかります)。

さて数学に話を戻します。たとえば。今回の2次関数のテスト範囲の問題でも

●最大最小の問題
①代入して文字を減らすパターン
②「=t」とか置いて実数解条件を使うパターン
③置き換えて範囲に気を付けるパターン

などがありました。

●不等式の問題でも
①同じxで比べるのH(x)=f(x)-g(x)を考えるパターン
②違うxで比べるので、最大VS最小にしていくパターン

がありました。

このように、これらは参考書の順番で解いているとなんとなくわかってしまうのですが、順番が変わると解法を混同してしまうことがあります。

ですので、ラムスでは個別医進コースや個別数学強化クラス、そして集団授業(ゼミ)の中でも、一通り学んで基本事項が身に付いてきたら、

・順番を変えたプリントを作成
・よく間違えるものだけを選定
・解法が混乱するものをまとめて扱う
・テーマに基づいてプリントを作成する

などしています。順番ではなく、1つ1つの問題を個々に見るのではなく、俯瞰的にみていく...それによって横断的、ランダム的にやっていくということです。

どれも当たり前ですが、自分1人でやろうと思うと大変ですね。

もし、自分1人でやるなら、こんな方法があります。

まずは

・ランダムに開く!!そしてそれを解く!

という原始的なものです。

もしまちがえるものだけにしたいなら、付箋をはっておくなり、よく間違える問題だけ番号を書き出すといいかもしれません。

さらに自分で選ぶのは...という人は問題番号を家族にいってもらって、そして時間をはかって解くなどもいいと思います。

「学ぶ」≒「まねぶ」

塾長の渡辺です。

個別強化クラスや医進クラスでの指導における添削プリント、また数学の集団授業の後の小テストなど答案など...生徒の答案を見る機会というのが非常に多いです。

その中で、伸び悩む生徒の1つの傾向として...

解答通りやっていない!

ということがあります。

そんなことあるの?と思われる保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、結構多いのです。

いや、もう少し正確に言うと...

解答を実際に手を動かしてなぞっていない...読んでいるだけ...

という感じでしょうか。


生徒の中には解答をなぞりもせずに、さらっと読んで分からないから手を動かさない...

もしくはさらっと読んで何となくわかったから、その場でしっかりやり直しをしない...


しかし、もともと解けなかった、もしくは分からなかった問題が読んだだけで最後まで分かるなんてことがあるでしょうか?


むしろ分からない問題に関して、その解説を読んだだけで分かるようになり、そして後日それが正しくアウトプットできるのは

・ある程度その問題に関しては分かっていて、一部のポイントだけ抜けていただけ
・かなりその科目に関する適性がある

という場合だけではないでしょうか?

大半は、まずは解答と解説を見て、自分で考えながら解答を「真似る」ところから始まるのではないかと思います。


手を動かしてみて、初めて能動的に取り組めるという部分もあると思いますし、数学でいえば紙面の都合で書かれていない計算の煩雑さを感じることができたり、物理などでいえばさらっと書かれているポイントの意味について疑問に思ったりする部分もあると思います。

もちろん、「何も考えずに丸写し=作業になる」というリスクもあります(ここをどう防止するのかというのも、おおきなポイントではありますが...この議論は今日は控えます)。

とはいえ、まずは「真似をする」ことではないでしょうか?

よく言われる「学ぶ」の語源は「真似ぶ」です。

生徒の中には「解答の真似をしたって、自分で考えなきゃ意味がない!」と思っていると思います。


しかし、東大生の勉強法の1つとしてよく紹介される

「数学はまずは解答をみる」

というのを知っていますか?


これは何もいつでも解答から見たということではないと思います。

しかし、高2以下(もしくは一部でも高3でも)で習っている各科目の新規事項や数学でいえばチャートなどの例題レベルの内容というのは、「自ら解答を編み出す」というものではなく、「知る・理解する・身につける」というものです。

私はこれを「理解を伴った暗記」と言っています。

よく生徒から「こんなん、初見じゃ全然無理!!」と言われます。

そんな時に私は「それでいいんだよ。何回もやってその解法を学んでいくことが大切。そう、理解をともなった暗記だ!」と言っています。

それらの基本技が身に付いて初めて、問題と格闘するという次のステージへ進めるのです。

もちろん見る勉強もメリットがありますし、何でも書けばいいというわけではありません。場合によっては「書く」ということが目的になって、非効率になったり、単なる作業になったりすることもあります。

そのあたりをどう使い分けるかも課題と言えます。

いずれにしても、できない問題に関しては、丁寧に解答(解説)の流れを1つずつ追ってみることが大切です。

またその時のポイントなどについては、後日紹介できればと思います。

答案が生徒を物語る!

塾長の渡辺です。

つゆの時期で雨の日が続きます。家庭菜園の野菜に水やりをしなくていいのは助かりますが、晴れないとジョギングはしにくい...と悩ましいところです。

しかし、天気という自分ではどうしようもないことで悩んでも仕方がないので...⇒実は「悩みをどうするか?」ということについてもいつかブログで書きたいのですが、ひとまず今日はテーマのことをお話します。


3期制のところは中間テストが終わり、答案が返ってきています。そしてテスト結果をもとに塾生と面談したり、またラムスに興味も持ってくださった方と面談をしたりすることが多い時期でもあります。

その時に私や前田はできる限り「答案」を持ってくるように伝えています。

なぜなら「点数」だけでは正確な生徒の状況がつかめないからです。

例えば、数学の例に考えてみます。


同じ平均点ぐらいでも

①基本問題はしっかりとれているが、テスト範囲の応用問題が手が付けれていない。
②基本問題は間違えているが、応用問題が解けている。
③基本的な方針はどれもたっているが、計算ミスなどが多い。

など原因は様々です。
そしてなぜそうなったのかを生徒と考えます。

①の生徒であれば、テスト範囲の応用問題レベルまでやりきってテストに臨めたのか?もしくはそこまでやる余裕がなかったのか?または試験時間が足りなかったのか?

②であれば、数学力はあるわけですから、基本問題のポイントをどうして忘れたり混乱してしまったのか?

③であれば、計算ミスをいかに防ぐか?または検算を常日頃からしているか?などです。

そしてよく生徒は

「練習ではできたのに、テストになるとパニックになった!」
「凡ミスが出まくった!」

ということを原因にあげることがあります。しかし、この自己分析が正しくない場合も多くあります。

私たちからすれば、それは凡ミスではなく、

・基本解法が定着しきっていない。そのための演習が不足している。
・チャートの解法どおりやっていない。自己流にこだわりすぎている。

ということが多々あります。そして、それを「答案」というエビデンス(証拠)に基づいて、冷静に話すことが大切です。

決して、生徒を責めるのではなく、

・ここはチャートのこの問題をもっとやりこめばできたはずだからもっと量を増やそう!
・問題集だと順番になっているから解法が分かってしまう。だからテスト前はチェックプリントをやったらどう?
・難しい問題までやろうとして、すべてが中途半端になってしまっているから、まずは頻出の基本問題を周回しよう。それが落ち着いたら応用レベルの演習をやるようにしよう。

など、生徒に合わせたアドバイスを心がけています。そのような生徒にそったアドバイスをするためには、生徒の状況を詳細に把握する必要があるわけです。

そして、その材料として「テストの答案」が大切だということです。

答案を見せるのが嫌だ!!という人もいると思います。無理強いはできませんが、点数だけでは問題の難易度もわかりません。

それはお医者さんでいえば、患者さんの言う言葉や身長や体重などの数値からのみで、病名を診断し、治療するようなものです。

もちろんそれでも、経験値のあるお医者さんなら適切な対処ができるかもしれません。とはいえ、やはり聴診器をあてたり、触診してみたりした方がより正確な判断ができると思います。

ですから、ぜひ臆することなく「答案」を持って、私たち講師に相談してほしいと思います。

ラムス予備校では無料体験授業のお申し込みを受け付けています。

無料体験授業のお申し込みはこちらから

ラムス予備校への入塾に関する相談やお問い合わせはこちらから

ラムス予備校への入塾に関する相談やお問い合わせはこちらから

月別アーカイブ